2029年ブーム・スーパーソニックのオーバーチュアが実用化予定

アメリカの新興航空機メーカー「ブーム・スーパーソニック」が開発中のマッハ1.7で飛行可能な超音速機「ブーム・オーバーチュア(Boom Overture)」が2029年に実用化の予定

ブーム社 公式サイトへ

・オーバーチュア(Overture)はアメリカの新興航空機メーカー「ブーム・スーパーソニック」が開発中の55人乗りの超音速旅客機。
ブーム・スーパーソニック社は2029年の実用化を目指してオーバーチュアの開発を進めている
開発計画では期待はマッハ1.7(音速の1.7倍時速2082キロ)で移行する現時点で最速の商用機体の約2倍の速度になるとされる。
例えば現在は8時間30分ほどを要するアメリカマイアミとロンドン間の移動を5時間弱に短縮できる。

・飛行時間を減らせる超音速旅客機は燃料消費の多さから環境への悪影響が懸念されてきたがブーム・スーパーソニック社はバイオマス燃料を利用する設計にすることで開発中の機体の環境性能を高める計画。

・「オーバーチュア」は2021年にユナイテッド航空が15機を購入すると発表している。
・2022年には米アメリカン航空が20機の購入契約を行い、さらに追加で40機を購入するオプションをつけた。
各社は移動時間を大幅に減らせる超音速機を採用し顧客満足度の向上を目指す。
アメリカの2大航空会社の採用決定で旅客各社による超音速機の採用が加速する可能性がある。

world-class partnersとしてJAL(日本航空)も名を連ねている